知ってた?疲れ目と眼精疲労は別物だった!

何が違うの?疲れ目と眼精疲労

疲れ目と眼精疲労はよく混同されますが、両者はやや意味が異なります。それは症状の度合いであり、ちょっと目が疲れると感じるような場合は疲れ目になります。多くの場合は目を休ませたり、保湿したりすることで解消するはずです。一晩眠れば解消することが多く、何日も疲れが残ることはありません。

これに対して眼精疲労は、疲労が蓄積してしまった状態を指しています。常に疲れた状態が継続するので、日常生活にも影響してしまいます。この状態になると何もせずに解消することはできないので、目薬を使用したりサプリを使用したりする必要があるでしょう。

目は毎日酷使するものですから、疲れ目を感じてしまうのは仕方ありません。しかし眼精疲労に進行してしまった場合は、生活を見直していく必要があります。現状における生活が招いた症状ですから、ここを変えていく必要があるでしょう。さらに疲労解消のための対策として目薬、洗眼液の使用などが効果的ですが、使いすぎると逆効果になることが多いので注意しましょう。

エイジング世代は眼精疲労が起こりやすい?

エイジング世代は年齢の影響もあって眼精疲労が発生しやすいので注意してください。目も肌と同じく老化の影響を受けますし、涙の分泌が減少することでダメージを受けやすくなります。一般的に年齢を重ねるほど涙が減少して、ドライアイを招きやすくなるのです。目がチカチカするようになったら、ドライアイかもしれません。

ドライアイによる疲れ目は、サプリを飲んでもほとんど解消しないことが多いです。乾燥が原因でチカチカするので、湿度調整に気を配ってください。晴天時の外出ではサングラスを着用するなどの工夫も必要でしょう。眼精疲労は非常に注意が必要な症状で、放置しておくとめまい・肩凝りを引き起こすこともあります。人間の身体は血管を通してつながっており、目を酷使すれば肩凝りが発生しやすくなるのはよく知られています。そして肩が痛くなればストレスが溜まり、自律神経のバランスにも影響してくるでしょう。肉体的な疲れはストレスを招き、心の問題にまで発展します。

生活習慣には変化がないのに、以前より目が疲れるようになった方は加齢を疑ってみましょう。加齢の影響を100%止めることはできませんが、遅らせることは可能です。眼精疲労は生活習慣病と考えて、生活習慣から見直していきましょう。