保湿成分で選びたい!肌質別シワ改善の効果的なスキンケア

シワが増えたら取り入れたい保湿成分とは

シワの原因にはいくつかの種類があります。乾燥によるシワやその動きによるシワ(笑いジワなど)や真皮層(しんぴそう)にまで食い込んだ深いシワがあります。乾燥によるものは年齢に関係なくシワにつながります。また乾燥の場合は保湿成分により改善が見込めるシワです。

肌自体のバリア機能のためにも潤いを保ち続けることには重要です。その成分の働きには大体三つで水分の保持力の順に水分を挟み込み(セラミドなど)や抱え込み(ヒアルロン酸など)または掴んで保湿(天然保湿因子(NMF)など)するといったものになります。

セラミドは肌の水分保持のための保湿成分として最強とされています。細胞間脂質の約40%を占めていて失われると角質の水分が蒸発しやすくなり水分量が80%も低下する手とされ肌に欠かせないとされます。

乾燥ではなくターンオーバー不全が原因なら角質を落とすアルファヒドロキシ酸やベタインサリチル酸がうまく働かないターンオーバーのフォローをして肌の機能を改善させる効果もあります。小じわの最大の原因は肌の水分不足であるため、これらを行うことで対処できます。ターンオーバーが正常に働けば肌に潤いが出るので若々しさでカバーすることができるのがポイントになります。

肌質別おすすめのシワ対策スキンケア

肌細胞の水分量が少なく皮膚が薄いとしわができやすくなります。肌質別には乾燥肌や敏感肌がシワができやすいとされます。他の肌質でも乾燥や紫外線による肌細胞の水分蒸発によりシワにつながることがあります。

乾燥肌は、余分な脂分を落とさないことと紫外線対策と保湿が重要です。敏感肌の場合はさらに肌に刺激がないものを使うことと改善のためマッサージを頻繁にすると逆効果です。

脂肪肌は保湿は美容液で十分ですが保水と紫外線対策やターンオーバーを活発にさせることがいちばんの方法です。

混合肌は毎日のクレンジングがものを言います。乾燥しがちな部分は化粧水の重ね塗りやセラミドや保湿系の美容液が効果的です。洗顔料も微アルカリ性にするのも重要で紫外線対策の習慣も大切です。

また肌質以外でもシワの要因になることが多いので年代別にあった肌ケアをすることやシワの場所による対処方法も並行して行うことが基本的なポイントになります。20代ごろは日常のスキンケアが後々に影響します。怠ると30代からトラブルが多発するので習慣化することが重要となります。ただ年代が高齢化することやシワの程度によってはケアだけでは処理できないことがあり美容外科のお世話になることもあります。