どうして眼輪筋が衰えるとクマが目立つの?
女性にとって目の下は、とても大切なパーツです。クマができていると、実際の年齢よりも老けて見えたり、元気なのに疲れて見えたりするため、気にしてコンシーラーやファンデーションなどでカバーしようと頑張っている人も多いのですが、早めにケアをしないと、クマと一緒にシワやたるみが目立ってきてしまいます。
クマができる原因には、大きく分けて2種類の原因があります。血行不良によって、目の下の色そのものが悪くなって目立つものと、眼輪筋の衰えによるものです。眼輪筋は、目の周りを囲んでおり、目やまぶた、目の下などを動かすための筋肉です。目の周りの筋肉が正常に動かなかったり、衰えたりすることで、血液がたまりやすくなり、うっ血してしまいます。
目元の肌はとても薄いので、滞った血液が透けて見えてしまい、目の下のクマが目立つことになります。筋肉の衰えがある場合には、目元をマッサージしたり、温めたりして一時的に血流がよくして、色が気にならなくなったとしても、血液を送り出すポンプの役割がある筋肉の動きが衰えてしまっているため、時間がたつと再び、うっ血してしまい、血液が滞ってしまいます。目元を若々しくしたいなら、眼輪筋を鍛える方法がおすすめです。
マイナス5歳の目元を叶える!眼輪筋の鍛え方
目の周りの血液をスムーズに流す役割があり、周辺の皮膚などを動かす働きがある眼輪筋は、加齢によって衰えるだけでなく、若い人でもパソコンやスマートフォンを長時間見ていることが多い場合には衰えやすく、20代から目の下のクマが気になるという人が増えてきています。
目の周りに血液が滞り、透けて見えてしまう目の下のクマは、筋肉を鍛えて、血液を送り出すポンプ機能を高めることが大切で、めぐりがよくなることで、肌の生まれ変わりのサイクルであるターンオーバーや乾燥すると低下しやすいバリア機能などを正常化することも期待できるので、マイナス5歳の目元を叶えるためには、眼輪筋を鍛えることがおすすめです。
眼輪筋の鍛え方は、目の周りの筋肉をしっかりと動かすことが大切です。目を思いきり開けたり、閉じたりする動きや思いきり上や下、左右を見てキープしたりするエクササイズを行いましょう。また、眉毛を上げずに目を見開いたり、眉毛だけを上下に動かすエクササイズも効果的です。筋肉は、縮むことと伸びることの両方を行うことで鍛えられるので、エクササイズの後は、顔や目の周りの力を抜いたり、遠くをぼんやりと眺めて、動かした筋肉をクールダウンさせるようにしましょう。