シミが気になったらいち早く取り入れたい美容成分とは?

期待大!ハイドロキノンはシミが薄くなる?

若い頃は海やプールに行って日焼けをしていてもシミ一つなかったという人でも、年齢を重ねた今となっては日焼け止めをまめに塗ったり日傘をさしたりと紫外線対策をしているのに、シミが増える一方で悩んでいる人も多いものです。

できてしまったシミの対策として、ハイドロキノンが役立ちます。以前であれば、日本国内でハイドロキノンを手に入れようと思っても医療機関のみの取り扱いとなっていたのですが、今日では薬事法の緩和によって一般の化粧品類にも入れることができるようになりました。そのために、手軽に肌のケアとして取り入れることができます。

ハイドロキノンは、肌の漂白剤とも呼ばれている成分であり、できてしまったシミであっても薄くなるという効果があります。手遅れだとあきらめてしまいがちなシミにも高い効果を得ることができるので、毎日のスキンケアに取り入れてみるといいでしょう。ただし、商品によって濃度に違いがあり、濃度が濃ければいいということではありません。濃すぎることは肌への負担も大きくなるので、濃度の薄いものからスタートしてみるのがおすすめです。また、取り扱いにも注意が必要であり、塗った状態で紫外線を浴びるとシミが濃くなるという逆の現象が発生してしまうので、初めてであれば医療機関で説明を聞きながら処方してもらうと安心です。

シミを予防に効果を発揮するスキンケアとは

ビタミンCは、美肌を維持し続けるためには欠かせない成分となってきます。若い人のニキビ肌の場合には、ニキビそのものが発生することを抑制してくれたり、できてしまったニキビであっても皮脂の分泌コントロールをしたり、消炎症作用、ニキビ跡の色素沈着の防止などに役立ちます。また、年齢を重ねた人にも活性酸素の除去やメラニン色素を抑制する美白効果があったり、コラーゲンの生成能力を高めて肌の凹凸をなくす、シワやハリのない肌を作るなどさまざまな効果をもたらしてくれます

このビタミンCをしっかりと肌に届けてくれる作用を持っているのがビタミンC誘導体です。ビタミンCだけでは不安定で壊れやすく、また肌のバリア機能によって弾かれてしまいます。しかし、ビタミンC誘導体は肌の奥まで行き届かせることができます。ビタミンC誘導体が配合されているスキンケアアイテムを使用してみれば、シミ予防としても大きな効果を得ることができます。紫外線を浴びてからシミとなって肌の表面にあらわれるまでには時間がかかるものですが、シミの原因ともなるメラニン色素の生成を抑えてくれるので、紫外線を浴びてすぐのシミになる前のケアが欠かせなくなってきます。