間違ったケアはNG!肝斑の治療法と女性ホルモンの関係

間違ったケアは肝斑を悪化させる?

年齢を重ねるごとにシミなどの肌トラブルに悩むことが多くなってしまいます。そのため高価な化粧品を購入する人やマッサージなどのケアをする人も多いでしょう。しっかりケアをしているつもりなのになかなかシミが消えないという場合、肝斑の可能性もあります。これは30〜60代くらいの女性に増えてくる肌トラブルであり、ホルモンバランスの乱れなどが主な原因です

また、紫外線などの影響で悪化してしまうこともあると言われています。見た目はシミに似ていますが、シミ用のレーザー治療を受けた場合、悪化してしまうこともあるので注意しましょう。自身で見極めることは難しいため、できるだけ早く専門のドクターによる診療を受けた方が良いでしょう。

肝斑は境界がはっきりしないことや顔に左右対称に出ることが多いとされ、妊娠や出産により目立ち、閉経後に自然に治ることが多いのも特徴です。肝斑を改善したいという場合、内服薬による治療が効果的とされています。クリニックでは専用のレーザーで治療できることもありますが、1回だけでは完了しないと知っておきましょう。治療は月に1回程度のペースで続けることになります。

肝斑にはいつもの美白ケアと内側からのケアが効果的

肝斑は女性ホルモンが深く関わってくると言われています。しかし、一般的なシミ対策でも肝斑を緩和する効果が期待できます。肝斑の原因はホルモンバランスの変化によりメラニン色素を作る場所が活性化してしまうことです。そこでメラニン色素を活性化させる物質の働きを抑制することがポイントです。トラネキサム酸の配合され内服薬を使えばメラニン色素の働きを抑えることができますし、肝斑を効率よく改善することができるでしょう。

間違ったスキンケアを行った場合、肌トラブルが悪化しやすいと言われています。また、スキンケアの手順や方法が合っていても化粧品が合っていなかった場合、逆に肌が荒れてしまうこともありますし、シミが増えてしまうこともあるので注意しましょう。美白化粧品によって配合されている成分が異なっていますが、美白ケアに効果的とされているのはハイドロキノンやアルブチンなどの成分です

これらにはシミの予防ができることはもちろん、既にできてしまったシミにもアプローチしてくれます。ちなみに、ハイドロキノンはシミや肝斑に高い効果を発揮してくれますが、刺激が強いので人によっては肌に合わないこともあるので注意しましょう。肌に合うかどうか不安な場合、まずはパッチテストを行ってみると良いでしょう。