シミができて当然？絶対避けたい生活習慣
シミができるのは年齢が原因だと思っている人が多いかも知れませんが、実は生活習慣もその発生に大きく関係しています。そんなシミができやすい生活習慣の一つが寝不足です。仕事が忙しくて帰宅が遅くなっていたり、夜遅くまでスマホをいじっていたりといった理由で、現代人はどうしても睡眠時間が短くなりがちですが、そこにはお肌に関しての大きな落とし穴があります。
寝不足の人はお肌のターンオーバーのサイクルが乱れてしまい、お肌のコンディションに問題が生じやすいのです。特に、本来であれば排出できるはずのメラニン色素を上手く排出できなくなると、それらが皮膚に沈着してシミとなってしまいます。この場合の寝不足とは単に時間が短いだけではなく、睡眠の質が悪い場合も含まれるので注意が必要です。
また、日常生活の中でストレスを溜めてしまうこともシミができる原因になります。ストレスによってホルモンのバランスが崩れてしまうと、メラニン色素の生成を活発にしてしまい、それが皮膚に留まることでシミの元になるのです。これらの他にも、タバコを吸うことで体内の活性酸素の量が増えたり、外に出ている時間が長いために、多くの紫外線を浴びることでメラニンの生成を促したりといったことも、シミができやすい原因となります。
栄養バランスの良い食生活はシミを遠ざける！
シミができる原因となる生活習慣上の問題を改善することが、シミの解消につながるのは当然のことだと言えるでしょう。さらに食生活に工夫をすることで、シミができにくいようにすることも可能となります。シミ対策用のコスメなどによって体の外側から予防や改善を図ることも効果的ではあるのですが、食生活の改善により体の内側からも効果を上げることが期待できるのです。
そのための食生活に肝心なことは、栄養バランスの良い食事を心がけることです。それを考える場合には、シミ対策として有効ではあるけれど、普通にしていては不足しがちな栄養素を積極的に食事に取り入れると良いでしょう。その代表例として挙げられるのはビタミンCです。ビタミンCにはメラニンの生成を抑制する働きや、活性酸素を除去する働きが期待できるのですが、体内で消費されやすいため不足しがちなのです。
抗酸化作用によってお肌を若くする働きがあるとされるを持つビタミンEや、同じように強力な抗酸化作用を持つポリフェノール、お肌を構成するコラーゲンとその生成に関わるたんぱく質なども、シミ対策として有効とされています。そういった色々な栄養素を食事だけでは十分に取れないのであれば、サプリメントを利用するというやり方も効果的です。
