敏感肌が美白効果を実感しにくい理由とは?
世の中にはいろいろな美白化粧品が出回っていますが、使った見たけれども美白効果を実感しにくいというのは肌質に合っていない可能性があります。肌質には普通肌・脂性肌・敏感肌とありますが、敏感肌は肌が乾燥しているために肌を守る力が弱いので美白化粧品の成分や塗り込むときの摩擦が過度な刺激となってしまいます。
特に新陳代謝を活性化させて肌を白くする成分としてビタミンC誘導体があります。多くの美白化粧品で用いられている成分ですが、長く使用し続けると乾燥を招くという特徴があります。乾燥が進めば、さらに敏感肌は刺激に弱くなります。肌のシミや黒ずみの原因となるのは、紫外線や刺激から肌を守るためのメラニン色素なのですが、美白化粧品によってもたらされた刺激はメラニン色素の生成を促してしまいます。
つまり美白効果を得るどころか逆効果になりかねません。それに元々あるシミが濃くなっているように感じられてしまうこともあります。それはシミのない部分に美白成分が浸透して白くなるけれども、しみのある部分がそのままなので以前よりもシミが目立ってしまうためです。シミが濃くなったわけではないのですが、そのせいでおもったよりも美白効果を実感できないことがあります。
敏感肌でも美白を実感!シミくすみのない美肌になる方法
敏感肌でも美白効果を得るために、美白化粧品を使うのであれば刺激の少ない商品を選ぶことが第一です。石油系の合成成分やビタミンC誘導体など肌に刺激を持たしたり乾燥させたりすることがないものを選ぶようにしましょう。それから、美白効果を得るために重要なのはメラニン色素を排出するということですが、乾燥している状態では大して結果を出すことが出来ません。
紫外線や刺激から肌を守るための保湿を十分に行うことこそを欠かしてはいけないのです。化粧品を使うときにはセラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が配合されているものを選び、更に肌のケアをしたいのであれば美容液成分が含まれているシートマスクを併用していくと効果的です。もちろん、シートマスクの成分も肌質にあわせることが必要ですが敏感肌用の刺激が少ない製品はかなりありますから、その中からいろいろと試してみましょう。
他にも出来ることといえば、食事の栄養バランスを整えるようにしたり睡眠不足にならないように夜更かしをしないことです。生活習慣が乱れてしまうと、自律神経が乱れて肌トラブルになりやすい状況になります。仕事や家庭のことでストレスが溜まっているときには、適度に息抜きをすることが大切です。