すぐに肌が赤くなる敏感肌の原因とは？
日頃からスキンケアを怠っていなくても、すぐに赤くなってピリピリしたりと赤ら顔が改善されずにいると困ります。皮膚は大きく分けると3つの層にわけられていて、一番表面の表皮がお肌の赤みに深く関係しています。表皮の内部で細胞分裂がおこり、徐々に上にあがり外の刺激からお肌を守りながら、やがて古くなった角質が剥がれ落ちて新しいお肌に生まれ変わります。
一般的には、表皮内部の細胞が外敵を見つけると、毛細血管が外敵を追い出すために活発に動くことで血流が上昇して赤みを出してしまいます。外敵が入る原因は、表皮が弱くなることにあり、間違ったスキンケアによって余分な摩擦が起こっていたり、化粧品が合っていなかったり、エアコンなどの乾燥した場所で過ごすことによる環境の影響が考えられます。その他にも、アレルギーやりんご病などの病気が考えられます。
これらの原因によって表皮のバリア機能が低下すると、外敵からお肌を守ることができずに表皮のしたの細胞が外敵を見つけて赤ら顔の原因を作ってしまいます。間違ったお手入れや生活環境による影響で、皮膚が傷ついて本来の役割を果たせずに外敵が皮膚の内部へ侵入して炎症などを起こすことが原因でお肌は赤くなったりかゆみが出たりします。
敏感肌の対策には保湿重視のスキンケアで
お肌のためと思ってしっかりとスキンケアを行っていても、過度なスキンケアによってお肌を甘やかしすぎていたり、肌本来が持つ力を発揮できなかったりします。赤くなったお肌はとてもデリケートなので、スキンケアの成分にも気を配る必要があります。特にお肌が弱い方は、新しいスキンケアを取り入れる前にはパッチテストを行ってかぶれなどが起こらないか確認してから使用するようにします。
敏感肌の大きな原因は乾燥なので、保湿ケアをしっかりと行うことが大切です。人には、もともと保湿と成る成分がお肌に備わっていますが年齢を重ねると共に、その成分は減少していきます。そのため、その成分を補ってあげる必要があります。対策としては、水分を保持する力を高めるための成分であるセラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸など水分保持に優れた成分を補うことが大切です。
特にセラミドは、高き保水力がありながらも加齢や生活習慣によって減少しているので、セラミドを補うことでお肌に潤いを与えることができます。スキンケア用品は、直接お肌に触れるものなので、必ず自分に合ったものを選ぶことが重要です。間違ったスキンケアを続けていると肌トラブルは改善されないままなので、必要な成分が入っていて自分のお肌に合ったものを選ぶようにします。
