気付いたらできている肉割れの原因って?
肉割れはふくらはぎにもできることがあります。一般的に肉割れは筋肉に白い横線が複数入る症状で、背中やお腹、お尻などにできる原因は急激な体重の増加や妊娠、思春期の成長などで皮膚が引っ張られて伸びるとそれに耐えられない皮膚の内側にある真皮の繊維が断裂することで生じてしまいます。
ふくらはぎにできる肉割れの原因も同様で、急激な体重の増加が考えられますが、それに加えて姿勢や歩き方なども影響するとが考えられています。また指上げ歩きという浮き指の原因のひとつもふくらはぎに肉割れを作ってしまう原因となっています。浮き指は、足の指が地面についておらず浮き上がった状態で歩くことです。
浮き指は足の指先に力が入っていない状態で、指の付け根とかかとで歩いているため、足裏が不安定になって補うためにふくらはぎの筋肉に負担が集中して太くなって肉割れの状態を作ってしまいます。浮き指になるのは足裏の筋肉や足の指の関節が衰えることで、これらが衰えるのは運動不足が考えられます。大きめの靴を履いたり、ヒールやパンプルなどを履く機会が多く指が踏ん張れない場合や、サンダルやミュール、スリッパなどの履物を脱げないように足の指を反らせて歩く癖がある場合にも浮き指になることがあります。
できてしまった肉割れケアと二度とできないようにするには
肉割れができてしまった場合に、完全に消すことは難しいこともありますが、対策としてはマッサージが改善には効果的なので根気よくマッサージを続けることで目立たなくなることはあります。マッサージの効果は個人差があり、マッサージをすることで誰でも肉割れが改善するという訳ではないのですが、保湿用のクリームやオイルなどを塗って優しくマッサージをするようにします。
ふくらはぎの肉割れが気になって強い力でマッサージをすると皮膚を圧迫して血行不良などのトラブルを招くこともあるので優しくマッサージします。できてしまった肉割れはマッサージすることで改善することもありますが、完全に肉割れが消えるというのは難しいため、ふくらはぎに肉割れができないようにする必要があります。肉割れを予防するには、急激に太らないように体重管理をして激太りや激やせを繰り返すようなことは避けることです。そしてクリームやオイルなどで毎日根気よくふくらはぎに塗って保湿をして肌の柔軟性を保つように心がけます。
浮き指も原因となるため、足の指や足裏の筋肉を鍛えたり、正しい歩き方を身につけたり、パンプスやヒールの高い靴などは極力履かないようにして足の指の動きを自由に保ち、浮き指にならないように予防することも大切です。