まるでオジさん?女性だって気を付けたい加齢臭の原因と対策とは?

生活習慣の乱れが出る?加齢臭の原因とは?

「加齢臭」という名前から中高年の男性のものと思われがちですが、実は女性だって気が付かないうちに加齢臭を撒き散らしていないとは限りません。たとえ香水やデオドラント製品を使っていてもごまかすことはできません。根本原因をどうにかしなければならないのです。蝋のような、古本のような臭いの加齢臭は、汗臭さとはまた違い臭いの原因はノネナールという成分です。汗の大半は水分ですが、その他にも脂質などさまざまな成分が含まれています。

この脂質が活性酵素によって酸化されて過酸化脂質という成分になり、これと同じく皮脂から分泌されるパルミトオレイン酸と結合されることでノネナールが発生されるのです。バルミトオレイン酸は年齢を重ねる中で分泌量が多くなっていきます。また、男性の方が皮脂の分泌量が多いため中高年男性にどうしてもノネナールが発生しやすいのです。

とはいえ、女性も女性ホルモンが減少して男性ホルモンが活発化する中で皮脂の分泌量は増えてきます。活性酵素の働きを抑える抗酸化作用も弱まってきます。それに、食生活が乱れて女性もお肉中心の外食が増えると中性脂肪が付き、更に皮脂の分泌量を増やしてしまいます。男性ならではの症状だからと油断していると、もしかしたら加齢臭を撒き散らしているかもしれません。

加齢臭とは無縁!いつだって体臭を臭わせない対策とは?

年齢を重ねる中で加齢臭のリスクは年々高まっていくものの、日頃の食生活を改善すればある程度は体臭を臭わせない対策になります。ダイエット中だからと極端に肉を食べる量を減らすのもNGですが、お肉中心の食生活は加齢臭はもちろん、体臭を強くする原因になってしまいます。おすすめは和食中心の生活です。女性ホルモンが減っていく中で、女性ホルモンを補うために同じような働きを持つ大豆イソフラボンを摂取しましょう。

また活性酵素は老化を促進してしまいますので、いつまでも若々しくきれいでいるためにも野菜や果物を積極的に食生活に取り入れて抗酸化作用があるビタミンCを摂りましょう。ナッツ類やうなぎ・かぼちゃなどのビタミンEや、にんじん・ほうれん草・海藻類などのビタミンAも抗酸化作用があります

私たちの身体は毎日食べているものからできており、食生活の乱れは加齢を促進させてしまいます。お野菜たっぷりお肉は控えめのバランスの良い食事を取っていれば臭いませんし、お肌も美しく免疫力も高まり、美容や健康効果も良い状態を保つことができるようになります。脂肪はセーブしすぎるのもよくありませんから、肉など動物性脂肪よりもオリーブオイルなど植物性脂肪を中心に摂っていきましょう。