どうして下がる?残念な老けおっぱいになる原因は?
バストをピンとハリのある状態に保つのは難しく、気付かないうちにだんだんと垂れ下がってしまっているということがあります。その原因はひとつではなく、さまざまな要因が重なって起こることが多いです。まず年齢を重ねるにつれて胸が垂れ下がる原因として挙げられるのは、「エストロゲン」というホルモンが関係しています。
エストロゲンは乳腺を発達させる作用と共に、胸にハリを与える役割を持っています。女性ホルモンの一種なので生活環境から来るホルモンバランスの乱れの影響を受けますし、加齢と共に量も減っていくために胸が垂れさがる原因となってしまいます。胸は脂肪や乳腺を主な組織として成り立っていますが、これらを大胸筋と繋ぐベルトのような役割をしているのが「クーパー靭帯」です。網目状に張り巡らされて弾力性があるため柔軟に形を保ってくれるものですが、極端に強い刺激や継続的に同じような刺激を受け続けると許容量を超えて傷んでしまいます。
そうするとバストを上向きに保つどころか重力に負けてしまって垂れ下がる材料になってしまいます。大きく揺れる衝撃のようなダメージはもちろんですが、サイズや形の合っていないブラの使用もバストにダメージを与えます。また血行が悪いのも胸の循環が悪くなるため垂れ下がる原因になり得ます。猫背がその大きな原因ですが、肩こりが血行の悪さのサインとして表れると要注意です。
ずっときれいなバストを保つためのおすすめケアとは?
伸びてしまったクーパー靭帯を元に戻すのは非常に難しいものなので、垂れてしまった胸にハリを与えるよりも垂れないようにバストケアで予防することが肝心です。年齢によるホルモン減少は止めることができないので垂れることは完全に抑えられませんが、できるだけ形を綺麗に保とうとすることはできます。
バストケア方法としては、ケア用品などを使用する成分的なものよりもマッサージのような物理的なものをおすすめします。胸に効果のあるエクササイズとしては、強く合掌ポーズをしたり軽く腕立て伏せをすることが挙げられます。これらは大胸筋を鍛えるもので、大胸筋が鍛えられるとクーパー靭帯の負担を減らすことができます。そして同時に胸をこまめに優しくマッサージしてあげると、リンパが多く集中しているバストの血行促進に効果があるため、循環を良くして老廃物を排出しやすくなります。
また使用するブラの種類にも気を付けなければなりません。バストのサイズが変わったなと思った時は迷わずブラのサイズを変更しましょう。眠るときもうつ伏せになった場合に負担を軽減できるようにナイトブラを装着がおすすめです。