ホワイトニングで歯が痛い！しみる！原因は何？
たいていの場合ホワイトニングをしても前後で歯に違和感を感じることはほとんどないのですが、歯茎が弱い人やエナメル質が薄いといった方には歯が痛くなる、歯茎がしみるといったトラブルを感じることがあります。
ホワイトニングで使用される薬剤は過酸化水素水や過酸化炭素水ですので、濃度が薄いとはいえ、歯の色素を分解する働きがあり、歯に負担をかけてしまうことは否めません。特に歯の細かい傷から内側に入り込んでしまうことで知覚過敏を引き起こす可能性が高いことが指摘されています。歯はぺクリルという唾液たんぱく質の膜で覆われていますが、ホワイトニングでこの膜がはがされてしまうことになるため、食べ物の酸の刺激を直接歯が受けることになります。
日本人のエナメル質はもともと薄いので、歯が痛い、食べ物がしみるといったことがおこります。歯質が弱くなってしまったり、歯肉が腫れやすくなったりするといったトラブルも良く起こります。施術時から痛い、しみるといった症状が起こることもあります。歯のトラブルを避けたいという方には過酸化水素水や過酸化炭素水を使った方法ではなく、歯が真っ白になるということはありませんがジェル剤の酸化チタンを使うのもおすすめです。
痛みが心配なら、痛くないホワイトニングがおすすめ
痛くないホワイトニングの方法として、LED光の照射方法があります。LED照射をある程度の時間行うことで薬剤があっているかどうかも確かめることができますから、歯にダメージを与えることなくホワイトニングをすることができます。知覚過敏が生じてしまっている歯にはレーザー照射もおすすめです。歯の表面のでこぼこを埋め、エナメルがはげた部分は塞いでくれますので歯がしみにくくなります。
歯の白さについても段階があり、好みの白さに調整できます。薬剤の濃度と塗布の時間によっても変わりますので医師と相談しながら決めることができます。クリニックによっては歯にハイドロキシナノアパタイトが入ったコーティング剤をあらかじめ塗布してくれるところもあります。歯の内側もホワイトニングしてもらうサービスもありますから、どこから見ても輝く白い歯が手に入ります。
クリニックによっては専用の特殊フィルターライトを導入し、刺激が少ない治療を実施しているところもあります。歯茎をピンク色にしてくれるガムピーリングも一緒に行うことで健康的で美しい口もとが手に入ります。最近では水晶のマイクロパウダーを使った方法も導入されており、特殊な触媒と組み合わせて酸化反応をコントロールすることで痛みやダメージを無くし、１回３０分ほどできれいな白い歯が手に入りますのでおすすめです。
