恐るべし!歯周病がもたらす健康被害とは?
歯周病を軽視する方は多いですが、思わぬ健康被害があるのです。狭心症・心筋梗塞・脳梗塞などの血管疾患のリスクを高めてしまいますが、これは歯周病菌が原因となっています。動脈硬化は年齢に比例して少しずつ進行しますが、それに拍車をかけてしまうのが歯周病です。血流が悪くなると全身に健康被害が生じますが、この理由は栄養がうまく運搬されないからです。
血液は意味もなく全身を循環しているわけではなく、栄養素と酸素を細胞に届けることが目的となっています。これらの供給がストップした細胞は最終的に壊疽してしまうのです。また糖尿病のリスクを高めるなど、健康によいことは何一つありません。口内細菌は非常に多く、人間の身体で一番不潔な場所とも言われているのです。口と全身はつながっていますし、食べ物が最初に入ってくる場所でもあるでしょう。だからこそ常に清潔にしておく必要があり、毎日のブラッシングは欠かせません。
正しくブラッシングをすることで歯垢の付着を抑えて、口腔環境を健全に保つことができます。口内細菌は血管内に簡単に侵入してしまうので、健康を害する確率が高くなります。健康被害を予防するためにも、毎日のブラッシングは正しく行いましょう。
エイジングケアに取り入れたい!歯周病予防
歯周病予防はエイジングケアになるため、積極的に取り入れてください。歯周病の予防法の基本は毎日のブラッシングであり、これはいかなる方法より重要性が高いです。定期的に歯科検診を受ければ大丈夫と思うかもしれませんが、そもそも歯の疾患は生活習慣病ということを意識してください。
毎日の生活習慣が引き起こす症状なので、生活そのものを改善していく必要があります。間違ったケアを続けていれば歯垢が沈着し、やがて歯石に変化してしまいます。歯石になるとブラッシングでは除去できないので、歯科で除去してもらうしかありません。大切なのは歯垢を歯石に変えないようにすることで、そのためには毎日のブラッシングが必要となります。ブラッシングは1日3回が好ましいと言われていますが、ブラッシングが難しい場合には口腔ケア用のウエットティッシュの使用もおすすめです。
口臭が強いと感じる方は歯周病菌が増えている可能性があるので、予防法としてうがいは多めに行っておきましょう。例えば昼食後はブラッシングが無理という方は、うがいをするだけでも違います。洗口液もおすすめのアイテムで、ブラッシング後に使用することで歯の表面をツルツルにして歯垢の沈着を予防できます。